結婚相談所の年収証明とは?提出書類・取得方法・バレる不安まで徹底解説

結婚相談所のプロフィールでよく見かける「年収証明済み」。この表示があると信頼感が増す一方で、「何を出すの?」「個人情報が怖い」「提出しないと不利?」と不安もありますよね。
本記事では、結婚相談所における年収証明の意味・提出書類・取得方法・注意点を、初めての方にもわかりやすく整理します。
- この記事でわかること:年収証明の目的/必要書類/会社員・自営業・フリーランス別の出し方/よくあるNG・失敗/提出しない場合の戦い方
- ※結婚相談所や連盟によりルールが異なる場合があります。最終判断は利用中の相談所の案内を優先してください。
結婚相談所の「年収証明」とは?なぜ必要?
結婚相談所の年収証明とは、会員がプロフィールに記載する年収が事実であることを、公的・客観的な書類で確認する仕組みです。 とくに仲人型や連盟(例:IBJ系など)に加盟する相談所では、プロフィールの信頼性を担保するために、年収証明の提出を推奨または必須としているところもあります。
なぜ年収証明が求められるの?
結婚相談所は、アプリやSNSに比べて「結婚」という目的が明確な分、プロフィールの信用度が非常に重要です。年収は生活設計にも関わる情報なので、以下の理由で証明が重視されます。
- 虚偽申告(年収盛り)を防ぐため
- 会員同士の安心感を高めるため
- 仲人・カウンセラーが現実的なマッチング提案をするため
- 交際・成婚の段階で起きやすい金銭トラブルを未然に防ぐため
ポイント
年収証明の本質は「高年収かどうか」ではなく、プロフィールの信頼性を担保すること。証明があるだけで、相手に与える印象が大きく変わります。
「年収証明済み」表示は何が違う?
多くの相談所では、提出した書類を運営側が確認し、プロフィール上で「年収証明済み」や「収入証明提出」などのステータスが付与されます。 これにより、相手は「年収が裏取りされている」前提で判断できるため、お見合い成立率や交際の安心感にも影響します。
年収証明を出すメリット・デメリット
年収証明は「提出が面倒」「個人情報が不安」と感じる方もいます。 ここでは、出す側・見る側の両面からメリットとデメリットを整理します。
| 観点 | メリット | デメリット(注意点) |
|---|---|---|
| 信頼性 | 年収の裏付けが取れて安心。お見合いの検討材料が明確。 | 提出書類の準備が必要。情報の扱いに不安が残る人も。 |
| マッチング | 相手の不安が減り、申込み・申受けが増えやすい。 | 年収が想定より低いと感じられると、足切りされる可能性。 |
| 交際〜成婚 | 後から年収で揉めにくい。将来設計の話を進めやすい。 | 年収以外の価値(家事力・相性等)が埋もれるリスク。 |
| セキュリティ | 運営が適切に管理する前提なら、個人間でのやり取りより安全。 | 相談所の管理体制は要チェック(保存期間・マスキング等)。 |
提出する人が増えるほど「出さない側」は不利になりやすい
相談所によっては、男性は年収証明が事実上のスタンダードになっているケースもあります。 その環境で未提出だと、相手から見て「なぜ出さないの?」という疑念が残り、比較の中で不利になることがあります。 逆に言えば、提出できるなら早めに出す方が効率的です。
参考として、源泉徴収票の見方や項目の意味は国税庁の情報も役立ちます。
国税庁(公式)
年収証明に使える書類一覧(会社員/自営業/フリーランス)
年収証明に使える書類は、職業や収入形態によって変わります。相談所で一般的に認められやすいものを「優先度つき」で整理しました。 迷ったら、「直近の確定情報」かつ「公的性が高い」書類を選ぶのが基本です。
年収証明としてよく使われる書類(早見表)
| 属性 | おすすめ(優先度:高) | 代替(優先度:中) | 注意(優先度:低) |
|---|---|---|---|
| 会社員(給与所得) | 源泉徴収票(直近分) | 課税証明書/所得証明書(自治体) | 給与明細(単月)※相談所により不可の場合あり |
| 自営業・個人事業主 | 確定申告書(控え)+納税証明書(必要に応じて) | 課税証明書(自治体) | 売上台帳のみ等(所得が確定しないもの) |
| フリーランス | 確定申告書(控え)/課税証明書 | 業務委託の支払調書(ある場合) | 請求書のみ(未確定) |
| 法人役員 | 役員報酬が分かる課税証明書/源泉徴収票(該当する場合) | 確定申告書(状況により) | 会社の決算書のみ(個人所得とズレる) |
会社員:源泉徴収票が最もスムーズ
会社員の場合、多くの相談所で最も受け入れられやすいのが源泉徴収票です。 年末調整後に会社から交付されるため、年間の支払金額が一目で分かり、確認側も判断しやすいからです。
- 基本は「直近1年分」
- 転職直後で源泉徴収票がない場合は、課税証明書などで代替できることも
自営業・フリーランス:確定申告書(控え)が基本
自営業・フリーランスは、売上ではなく所得(利益)が重要です。そのため、多くの相談所では確定申告書の控えが基本になります。 相談所によっては「第一表・第二表が必要」「受付印や電子申告の受信通知が必要」など細かいルールがあるので要注意です。
注意:売上と年収は別物
フリーランスの「売上1,000万」は、そのまま年収1,000万ではありません。経費を差し引いた「所得」が年収相当として扱われることが多いです。
住民税の課税証明・所得証明は自治体で取得するケースが多いです。取得方法の概要は自治体サイトや公的案内が参考になります。
マイナポータル(公式)
【最重要】書類の取得方法と提出時の注意点
ここが一番つまずきやすいポイントです。書類は用意できても、「どの部分を提出?」「マスキングしていい?」「いつの年度?」などで手戻りが起きがち。 スムーズに通すための実務ポイントをまとめます。
源泉徴収票の入手方法(会社員)
- 会社からの交付:通常は年末〜年明けに配布(再発行は人事・総務へ)
- 紛失時:会社に「再発行依頼」→PDFや紙で再交付されることが多い
- 転職した年:前職分・現職分が分かれている場合、相談所の指示に従って提出
課税証明書/所得証明書の入手方法(自治体)
自治体で発行される証明書(課税証明・所得証明)は、「前年の所得」を証明する用途で使われます。取得手段は主に次の通りです。
- 役所の窓口で申請(本人確認書類が必要)
- コンビニ交付(自治体・カード設定による)
- 郵送申請(時間がかかるので余裕を持つ)
確定申告書(控え)の用意(自営業・フリーランス)
確定申告書は、紙提出なら「控え」に受付印があるか、電子申告なら「受信通知」など、提出済みと分かる資料が必要になるケースがあります。 相談所によって提出範囲(第一表だけ/第二表も/収支内訳や青色決算書も等)が異なるため、案内を必ず確認しましょう。
| チェック項目 | 確認する理由 |
|---|---|
| 年度は「直近」になっているか | 古い年度だと現在の年収と乖離しやすい |
| 氏名が読める状態か | 本人確認ができないと差し戻しになりやすい |
| 金額(所得/支払金額)が読めるか | 年収証明の目的が果たせない |
| 必要なら受付印・受信通知が添付されているか | 未提出の書類と区別できない |
| マスキングの可否を確認したか | 過剰なマスキングでNGになることがある |
マスキング(隠してよい情報)ってどこまで?
個人情報保護の観点から、提出書類の取り扱いが気になる方は多いです。 多くの相談所では、マイナンバー等の一部情報のマスキングを推奨しています(ただし、相談所ルールに従うのが前提)。
一般的に「隠してよい」ことが多い例
- マイナンバー(個人番号)
- 住所(相談所の規定により可否)
- 勤務先の細かな部署名(必要ない場合)
逆に、氏名や年収(支払金額・所得)まで隠すと、証明にならず差し戻されやすいです。
年収を盛るとバレる?トラブルになる?
「少し盛ってもバレないのでは?」と考える人がゼロではないのも現実です。 しかし結論から言うと、年収を偽る行為はバレるリスクが高く、発覚時のダメージが大きいです。
バレる主なパターン
- 年収証明の提出で即バレ:提出が必須の相談所では当然一致しない
- 成婚前の確認フェーズで齟齬が出る:生活設計・住居・結婚費用の話で矛盾が出やすい
- 転職・副業などの説明と整合しない:話の整合性が崩れる
- 相談所規約違反:強制退会や返金不可など、規約で定めるケースも
年収偽装が引き起こす一番の問題
「お金」そのものより、信頼関係が壊れることが致命的です。婚活は信用が積み上がっていくプロセスなので、後から発覚すると挽回が難しくなります。
もし「今年は一時的に収入が落ちた」「昨年は育休や転職で下がった」など事情があるなら、 盛るよりもカウンセラーに事情を共有し、プロフィール文で誠実に補足した方が、結果的にマッチングの質が上がります。
年収証明が「必須」の結婚相談所と「任意」の結婚相談所の違い
結婚相談所と一口に言っても、年収証明の扱いは相談所や連盟によって大きく異なります。 まずは「必須」と「任意」の違いを整理しておきましょう。
| 区分 | 年収証明の扱い | 特徴 |
|---|---|---|
| 仲人型・連盟加盟型 | 原則必須(男性は特に) | プロフィールの信頼性を最重視。虚偽申告がほぼ不可。 |
| データマッチング型 | 任意〜推奨 | 未提出でも活動可能だが、証明済みの方が有利。 |
| オンライン特化型 | 任意・簡易確認 | 提出ハードルは低いが、相手の判断材料は少なめ。 |
「年収証明が必須=厳しい」というイメージを持たれがちですが、 実際は真剣度の高い会員が集まりやすいという側面もあります。 短期間での成婚を目指すなら、年収証明必須の環境が合う人も多いです。
年収証明を提出しない場合のデメリットと現実
「任意なら出さなくてもいいのでは?」と考える方もいますが、 年収証明を出さない場合には、見えにくい不利が積み重なることがあります。
よくあるデメリット
- プロフィール比較の段階で後回しにされやすい
- 「何か隠しているのでは?」と疑念を持たれる
- 真剣交際前に追加提出を求められ、結局出すことになる
- 年収を重視しない相手でも、安心材料が一つ減る
現場感として多いケース
「年収証明がない=即NG」ではないものの、同条件で証明ありの人がいれば、そちらが選ばれやすい。 これは男女問わず、無意識の比較で起きやすい現象です。
特に30代以降の婚活では、「将来の生活設計」を意識する人が増えるため、 年収証明がないことが理由で、スタートラインに立てないケースもあります。
それでも年収証明を出したくない場合の「現実的な対処法」
事情があって年収証明を出せない・出したくない人もいるでしょう。 その場合は、何も対策しないのが一番不利です。 以下のような代替アプローチを意識してください。
① プロフィール文で「年収以外の安心材料」を補強する
- 勤務先の業界・職種・勤続年数を具体的に書く
- 生活観(貯蓄意識・浪費しない姿勢)を伝える
- 結婚後の働き方・価値観を明確にする
年収証明がない分、情報量と誠実さでカバーする意識が重要です。
② カウンセラー経由で事情を共有してもらう
仲人型相談所の場合、年収証明を出せない理由をカウンセラーに共有しておくことで、 お相手に補足説明を入れてもらえることがあります。
注意
「なんとなく面倒」「出したくない」では説得力が弱いです。 合理的な理由がある場合のみ有効と考えましょう。
③ 年収を重視しない層が多い相談所・サービスを選ぶ
相談所によっては、年収よりも価値観・人柄・ライフスタイルを重視する層が集まりやすいところもあります。 自分の状況に合った環境選びも重要な戦略です。
年収証明は「いつ出す」のがベスト?
実は、年収証明は出すタイミングによって効果が変わります。 よくある3つのタイミングを比較してみましょう。
| タイミング | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 入会時 | 最初から信頼度MAX。申込み・申受けが安定しやすい。 | 準備が間に合わないと入会が遅れる。 |
| 活動中 | 必要性を感じてから出せる。 | 出すまで機会損失が起きやすい。 |
| 真剣交際前 | 相手が絞られているので心理的ハードルが低い。 | 「最初から出してほしかった」と思われることも。 |
結論としては、出せるなら入会時が最も効率的です。 難しい場合でも、活動初期の早い段階で出すことで、 婚活全体のスピードと質が上がりやすくなります。
【女性側の視点】年収証明はどう見ればいい?
年収証明は「高い・低い」をジャッジするためのものではありません。 女性側が見る際に意識したいポイントも整理しておきます。
年収証明で見るべきポイント
- 年収の絶対額よりも安定性
- 年齢・地域・職種とのバランス
- 生活水準や価値観と合いそうか
年収が高くても支出が多い人、低めでも堅実に貯蓄している人など、 数字だけでは分からない部分は多いです。 年収証明は判断材料の一つとして使い、最終的には総合的に見ることが大切です。
年収証明に関するよくある質問(Q&A)
Q1. 副業収入は年収に含まれますか?
基本的には含まれますが、条件付きです。源泉徴収票に含まれていない副業収入の場合、 確定申告書で「所得」として計上されているかどうかが判断基準になります。 相談所によっては「本業のみ」「安定収入のみ」を年収として扱う場合もあるため、 事前に確認するのが安全です。
Q2. 転職したばかりで年収が変わりました。どうなりますか?
転職直後は「直近の年収」と「現在の見込み年収」に差が出やすいです。 多くの相談所では、証明できる直近年収をベースにしつつ、 プロフィール文やカウンセラーコメントで補足する形を取ります。
Q3. 育休・病気・一時的な収入減があった場合は不利?
一時的な事情で年収が下がっている場合、それ自体が即不利になるわけではありません。 むしろ事情を正直に説明できているかが重要です。 将来の見通しが説明できれば、納得してくれる相手も多いです。
Q4. 女性も年収証明を出すべき?
女性の場合、年収証明は必須ではないケースが大半です。 ただし、共働きを希望する場合や、キャリア志向を重視したい場合には、 提出することでプラスに働くこともあります。
年収証明の個人情報管理は安全?
年収証明で不安になりやすいのが個人情報の取り扱いです。 結婚相談所では、以下のような管理体制を取っているケースが一般的です。
- 会員本人と運営スタッフのみが閲覧可能
- プロフィール上には「証明済み」表示のみ(書類そのものは非公開)
- 一定期間後に書類を破棄・データ削除
- マイナンバーなどの不要情報はマスキング推奨
安心するためのチェックポイント
- 個人情報保護方針(プライバシーポリシー)が明記されているか
- 書類の保存期間・管理方法が説明されているか
- 不安な点を事前に質問できる体制があるか
不安がある場合は、入会前の無料相談で 「年収証明の管理方法」を具体的に質問するのがおすすめです。
年収証明だけで相談所を選ぶのは危険?
「年収証明がある=安心できる相談所」と考えがちですが、 それだけで判断するのはおすすめできません。
年収証明以外に見るべきポイント
- 会員層(年齢・地域・結婚観が自分に合うか)
- サポート体制(仲人の有無・フォロー頻度)
- 活動ルール(申込み数・交際期限など)
- 料金体系と成婚定義
年収証明はあくまで信頼性を高める一要素。 自分の価値観や婚活スタイルに合った相談所を選ぶことが、結果的に近道になります。
結婚相談所の年収証明が向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 短期間で真剣な婚活をしたい | 気軽な出会いを重視したい |
| プロフィールの信頼性を高めたい | 書類提出に強い抵抗がある |
| 収入が安定している | 収入が大きく変動している |
| 条件面のミスマッチを減らしたい | 条件よりフィーリング重視 |
まとめ|結婚相談所の年収証明は「安心して婚活するための仕組み」
結婚相談所における年収証明は、 「年収が高い人が有利になる制度」ではありません。
本質は、プロフィールの信頼性を担保し、無用な不安やトラブルを防ぐための仕組みです。 出せる人は早めに提出することで活動効率が上がり、 出せない人も理由を整理して対策すれば、致命的な不利になるとは限りません。
- 年収証明は「結婚を真剣に考えている人」の証明にもなる
- 数字だけでなく、背景や価値観の説明が重要
- 相談所選びは年収証明+相性・サポート体制で判断
これから結婚相談所を検討する方は、 年収証明を「不安要素」ではなく「安心材料」として捉え、 自分に合った婚活スタイルを選んでみてください。


