結婚相談所の「年収の嘘」は本当にある?見抜き方・防ぎ方・対処法まで徹底解説

結婚相談所で婚活をしていると、相手の年収に嘘がないか不安になることがあります。

結論から言うと、結婚相談所はマッチングアプリより“年収の嘘”が起きにくい仕組みがあります。一方で、“完全にゼロ”とも言い切れないのが現実。しかも厄介なのは、いわゆる詐称だけでなく、年収の定義のズレ(手取り・額面、残業代、賞与、個人事業の売上と所得…)で「嘘っぽく見える」ケースが多いことです。

この記事では、結婚相談所での年収トラブルを避けるために、

  • 年収の「嘘」が起きる理由(詐称/誤解)
  • 年収の確認が“強い”相談所・“弱い”サービスの違い
  • 怪しい相手を見抜くチェックポイント
  • 万一「嘘だった」場合の現実的な対処法

まで、分かりやすく整理します。読み終わる頃には、年収に振り回されずに相手を見極める軸ができるはずです。


結婚相談所で「年収の嘘」が不安になる3つの理由

1)年収は“生活の安心”に直結するから

婚活で年収が話題になるのは自然なことです。結婚後の家計・住居・教育・働き方など、現実の設計に影響します。だからこそ「そこが嘘だったら致命的」と感じやすいポイントです。

2)プロフィールは“盛れる”と思われがちだから

マッチングアプリなど、自己申告ベースの出会いに慣れているほど「プロフィール=盛るもの」という先入観が残りやすいです。その延長で、結婚相談所にも同じ不安を持ち込みがちです。

3)詐称より多いのは「定義のズレ」だから

実は「嘘」ではなく、定義の違いで食い違うことがよくあります。たとえば、本人は額面(総支給)で話しているのに、相手は手取りで受け取っている、など。

よくあるズレ本人の認識相手の受け取り方起きやすい誤解
額面 vs 手取り年収=支給総額(税引前)年収=手取り(税引後)「思ったより少ない」
残業代・歩合今の働き方込みで年収固定給ベースで想定「将来も同じとは限らない」
賞与(ボーナス)例年の実績で年収確実な固定収入だけで想定「業績で変動するのでは?」
個人事業(売上と所得)売上を“年収っぽく”言う所得(利益)だと思う「数字の意味が違う」
転職直後/予定今後の見込みで話す現時点の確定年収だと思う「盛ってない?」

まずはここを押さえるだけで、「年収の嘘」への不安はかなり減ります。


結婚相談所は年収の嘘が“起きにくい”って本当?仕組みで比較

結婚相談所の強みは、入会時に各種書類を提出する仕組みがある点です。特に大手連盟(例:IBJ系)では、年収を証明する書類(源泉徴収票・納税証明書など)の提出が案内されています。

ただし、婚活サービスにはいろいろあります。年収確認の厳しさを、ざっくり比較すると次の通りです。

出会いの形年収の確認嘘リスク向いている人
マッチングアプリ自己申告が中心(任意の証明がある場合も)高め気軽に出会いを増やしたい
婚活パーティー自己申告が中心/イベントによっては証明あり中〜高対面で相性を見たい
結婚相談所(連盟加盟・書類提出あり)収入証明の提出があることが多い低め条件と安心感を重視したい
結婚相談所(審査・書類が緩い)自己申告に近い場合も費用を抑えつつ相談所も検討したい

ポイントは、「結婚相談所」という名前でも、年収確認の運用は一律ではないこと。入会前に「収入証明は必須ですか?年収はどの書類で確認しますか?」と聞くだけで、地雷回避になります。

参考リンク:


「嘘」ではなく“こういう理由でズレる”年収のグレーゾーン5パターン

ここからは、相談現場で起きがちな“疑いポイント”を整理します。この段階で決めつけないのが大事です(早合点で関係を壊すのが一番もったいない)。

1)「前年度の年収」なのに、今年の見込みで話している

収入証明が前年度ベースの場合、転職・昇進・独立などで、本人の体感と証明がズレます。「今は上がった」「これから上がる」はあり得る一方、見込みを断定的に言う人は注意。

2)副業込み/一時的な収入込みで話している

副業やスポット収入がある人は、その年だけ高いこともあります。結婚生活で重要なのは、再現性のある収入かです。

3)個人事業主が「売上」を年収っぽく言っている

事業は「売上」と「所得(利益)」が別物です。悪意がなくても、会話上の“年収”がズレる典型。

4)住宅ローン・養育費など「可処分所得」の差

年収が同じでも、手元に残るお金は全然違います。年収より生活余力を見た方が失敗しにくいです。

5)「年収帯の表記」で印象が変わる

例:499万円と500万円は、表記上の印象が大きく変わります。相談所によっては年収をレンジで記載するため、境界で誤解が起きやすいです。


それでも「結婚相談所で年収の嘘」はゼロじゃない?起こり得るケース

仕組み上は起きにくい一方、起こり得るのも事実です。代表例は次の通り。

  • 書類提出が緩いサービス(年収が自己申告に近い)
  • 古い証明書類を元にした記載で、現状と乖離している
  • 転職予定・独立予定を“確定”のように語る
  • (稀)虚偽申告や不適切な記載が紛れ込む

また、結婚相手紹介サービス自体は契約トラブルがゼロではありません。万一の際は、クーリング・オフや消費生活センター相談など、公的な相談先もあります。

※補足:本記事は一般的な情報提供です。個別の契約・返金・賠償などは状況により異なるため、必要に応じて消費生活センター(消費者ホットライン「188」)や専門家へ相談してください。

怪しい相手を見抜くためのチェックリスト【会話・行動・プロフィール】

「嘘かも?」と感じたとき、感情だけで判断するのはNG。複数のサインが重なっているかを冷静に見ます。

会話編:数字の話をするときの違和感

  • 年収の内訳を聞くと話が抽象的(「だいたい」「まあそのくらい」)
  • 前年・今年・来年の話が混在している
  • 具体的な業界・職種の相場感とズレる説明
  • 質問すると急に不機嫌・防御的になる

行動編:お金の扱い方に一貫性がない

  • 年収が高い設定なのに、支出や生活感が極端に合わない
  • 将来設計(住居・働き方・貯蓄)の話が毎回変わる
  • 具体的な数字を避け続ける(貯蓄・固定費など)

プロフィール編:表記のグレーゾーン

  • 年収が境界値(例:500万・600万)ぴったり
  • 職種・会社規模が曖昧(「IT系」「経営」など)
  • 転職・独立予定が確定事項のように書かれている

1つだけなら誤解の可能性。2〜3個以上重なるなら、担当カウンセラーに共有する価値があります。


年収よりも大事な「安定性」と「再現性」の見方

結婚生活で効いてくるのは、一時的な高さより安定して続くかです。次の軸で整理すると判断しやすくなります。

視点チェックポイント見るべき理由
雇用形態正社員/契約/業務委託収入変動リスク
業界景気変動・構造変化将来の下振れ耐性
会社規模従業員数・資本賞与・雇用安定
スキル汎用性・資格転職耐性
可処分所得ローン・養育費家計の余力

例:年収550万円(安定)年収700万円(変動大)なら、後者が必ずしも優位とは限りません。


角が立たない「年収の確認」の聞き方テンプレ

直接的すぎる聞き方は関係を壊しがち。生活設計の文脈に乗せるのがコツです。

テンプレ1:生活設計ベース

「将来の住まいや働き方を考える上で、毎月どれくらいが安定して使えるかを知っておきたいなって思ってて。年収の内訳ってどんな感じ?」

テンプレ2:将来変動の確認

「今の年収って、残業や賞与の影響はどれくらいある?将来も同じペースで続きそうかな?」

テンプレ3:第三者を活用

「ちょっと不安があって、カウンセラーさんにも一緒に確認してもらえたら安心かも。」

結婚相談所の強みは第三者(カウンセラー)を挟めること。違和感は早めに共有しましょう。


「嘘かも?」と思ったら取るべき行動フロー

  1. 感情的に決めつけない(定義ズレの可能性)
  2. 具体質問で事実を分解(内訳・時点)
  3. カウンセラーに共有(書類・運用確認)
  4. 改善がなければ距離を置く

重要なのは、あなたが悪者にならずに事実確認できること。相談所を最大限使いましょう。


年収条件を重視しすぎて失敗しないための注意点

  • 年収は“点”家計力は“線”で見る
  • 初期条件に固執しすぎると相性の良い人を逃す
  • 「安心感」は年収以外(価値観・話し合い)で補える

実務的には、最低ライン+安定性を決め、そこから人柄・相性で広げるのが失敗しにくいです。


年収確認が「本当に厳しい」結婚相談所の見分け方

「結婚相談所なら安心」と思い込むのは危険です。年収確認が厳しい相談所には、共通した特徴があります。

1)収入証明書の提出が“必須”になっている

優良な結婚相談所では、入会時に源泉徴収票・納税証明書・確定申告書などの提出を求めます。「任意」や「後からでもOK」の場合は要注意です。

2)プロフィール反映のルールが明確

提出書類のどの数字を年収として記載するのか(前年実績・税込/税引前など)を明示している相談所は信頼度が高いです。

3)カウンセラーが「年収の確認」に協力的

不安を伝えたときに、

  • 「内訳を確認しますね」
  • 「証明書ベースで説明できます」

第三者として動いてくれるかどうかは重要な判断材料です。

参考:


もし「年収が嘘だった」と分かったら?現実的な対処法

万一、明らかに説明と違う場合は、感情的に責めず、段階的に対処するのがベストです。

STEP1:事実を整理する

  • どの時点の年収を、どう説明されたか
  • 書類と発言のどこが食い違っているか

をメモに残します。

STEP2:カウンセラーに正式共有

結婚相談所は当事者同士で揉めさせないのが役割。書類・運用ルールに基づき、間に入ってもらいましょう。

STEP3:継続 or 交際終了を判断

以下を基準に判断します。

状況おすすめ判断
定義のズレ・誤解だった条件を再確認して継続
説明不足だが誠実様子を見つつ継続
虚偽・隠蔽が明確交際終了を検討

STEP4:契約トラブルの場合の相談先

サービス内容や説明に問題がある場合、クーリング・オフや中途解約の対象になることもあります。

消費者ホットライン「188」に電話すれば、最寄りの相談窓口につながります。


「結婚相談所 年収 嘘」に関するよくある質問(Q&A)

Q. 結婚相談所で年収詐称は違法ですか?

個人の虚偽申告自体が直ちに犯罪になるケースは多くありません。ただし、相談所側の説明義務違反契約上の問題があれば、消費者トラブルとして対応されます。

Q. 年収証明があっても安心できないのでは?

証明書は前年実績が多いため、将来の保証ではありません。ただし、完全な嘘をつくハードルは大きく下げられます

Q. 年収はいつ確認するのがベスト?

真剣交際前〜生活設計の話に入るタイミングが理想です。早すぎると条件先行、遅すぎると軌道修正が難しくなります。

Q. 年収が希望より低かったら即終了すべき?

即断はおすすめしません。安定性・将来性・価値観も含めて総合判断しましょう。


結論|「年収の嘘」を恐れすぎず、仕組みを使い倒そう

「結婚相談所 年収 嘘」と検索するほど不安になる気持ちは自然です。しかし、

  • 結婚相談所は年収の嘘が起きにくい仕組みを持っている
  • 多くの不安は詐称ではなく定義のズレ
  • 第三者(カウンセラー)を使えば安全に確認できる

という事実も押さえておくべきです。

大切なのは、年収という「数字」だけでなく、

  • 安定して続くか
  • 話し合いができる相手か
  • 不安を共有できる関係か

を見ること。

結婚相談所は、不安を一人で抱えずに済む婚活手段です。仕組みを理解し、賢く使いながら、納得できる相手選びを進めてください。


この記事の要点まとめ

  • 結婚相談所は年収の嘘が起きにくい
  • 不安の正体は定義ズレが大半
  • 確認は生活設計+第三者が安全
  • 違和感があれば早めに相談所へ

安心して婚活を進めるための判断材料として、本記事が役立てば幸いです。