結婚相談所で源泉徴収票は必要?提出の理由・見られるポイント・代替書類まで徹底解説

結婚相談所では「年収」を証明するために源泉徴収票の提出を求められることがあります。 ただし、提出タイミングや提出方法、見られる項目、個人情報の扱いが気になって不安…という方も多いはず。 この記事では、結婚相談所で源泉徴収票が必要な理由から、提出前にやるべきマスキング、代替できる書類、提出できない場合の対処まで、わかりやすくまとめます。

この記事でわかること

  • 結婚相談所が源泉徴収票を求める理由と、提出が必要になりやすい人
  • 源泉徴収票でチェックされるポイント(どこが年収?)
  • 個人情報を守るためのマスキング方法と注意点
  • 源泉徴収票がない場合の代替書類・再発行の考え方

※税務の一般情報として解説します。個別の税務判断が必要な場合は、税理士や勤務先の人事・総務に確認してください。

目次

  1. 結婚相談所で源泉徴収票が必要な理由
  2. 提出が必要になりやすいケース/不要なケース
  3. 源泉徴収票で「見られる項目」:年収はどこ?
  4. 個人情報が不安…安全に提出するためのマスキング
  5. 提出の流れ(タイミング・提出方法・相談所の管理体制)

結婚相談所で源泉徴収票が必要な理由

結婚相談所が源泉徴収票(または同等の年収証明)を求める最大の理由は、 プロフィールの信頼性を担保し、婚活市場のミスマッチを減らすためです。

理由①:年収の「自己申告」だけだとトラブルが起きやすい

婚活では、年収は相手選びの重要な条件になりやすい一方、自己申告だけだと誇張や勘違いが混ざりやすい項目です。 例えば「額面(総支給)」と「手取り(差引後)」を混同していたり、「昨年は残業が多くて高かったが今年は下がる」など、 数字の背景が人によってバラバラ。ここが曖昧なままだと、交際後に発覚して信頼を失う原因になります。

理由②:結婚相談所の価値は「安心・安全の担保」にある

マッチングアプリと異なり、結婚相談所は入会時に各種証明書(本人確認、独身証明、学歴証明、年収証明など)を提出することで 「嘘が混じりにくい環境」を作っています。源泉徴収票の提出は、相談所が提供する安全性の一部です。

理由③:年収帯ごとの紹介・マッチング精度が上がる

相談所側は年収帯や職業・勤務形態に応じて、相性が良い会員層を紹介したり、活動戦略(お見合い申込み数・写真・PR文の方向性)を最適化します。 年収が正確だと、相性の良い層へ効率的にアプローチでき、活動がスムーズになります。

源泉徴収票=「あなたを審査するため」ではなく「市場の信頼性を守るため」

提出と聞くと身構えがちですが、ほとんどの相談所では「相手に公開するため」ではなく、 まずは相談所が年収を確認し、プロフィールに反映するための運用です。 提出書類そのものを相手に見せる運用は一般的ではありません(※運用は相談所により異なるため確認推奨)。

参考:年収証明の考え方や源泉徴収票に関する一般情報は、国税庁の案内も参考になります。
国税庁(公式)

提出が必要になりやすいケース/不要なケース

「全員が必ず源泉徴収票を提出するの?」という疑問はよくあります。結論、提出が求められやすい人と、 別書類で代替できる人がいます。

まず押さえる:源泉徴収票は“会社員向け”の年収証明

源泉徴収票は一般的に、会社が年末調整後に交付する書類です。 そのため、会社員・公務員など「給与所得」が中心の人は源泉徴収票が用意しやすく、相談所も提出を求めやすい傾向があります。

提出が必要になりやすい人(例)

  • 会社員・公務員(年収証明として最も一般的)
  • 一定以上の年収をプロフィールに記載する場合(相談所の基準で厳格になることがある)
  • 転職したばかりで年収が変動した場合(確認のために複数書類を求められることも)
  • 副業がある場合(給与以外の所得をどう扱うか確認が必要)

源泉徴収票が不要/別書類になりやすい人(例)

  • 個人事業主・フリーランス(確定申告書控えなどが一般的)
  • 法人役員(役員報酬の証明や確定申告書控え等)
  • 転職直後で源泉徴収票がまだ手元にない(給与明細+雇用契約書等で暫定対応することも)

ケース別:提出書類の目安(早見表)

属性よく求められる年収証明ポイント
会社員・公務員源泉徴収票年収(支払金額)が明確。相談所の標準運用。
転職したばかり前職の源泉徴収票+直近給与明細(数か月)「昨年年収」と「現年収見込み」のズレを説明できると安心。
個人事業主・フリーランス確定申告書(控え)+納税証明売上ではなく所得(利益)を見られやすい。
法人役員確定申告書(控え)/役員報酬が分かる資料会社の売上=本人年収ではない点を説明。

ワンポイント
相談所によっては「一定年収以上のみ提出必須」「男性のみ必須」「全員必須」など運用が異なります。 入会前に、年収証明が必須か/代替書類がOKかを確認しておくとスムーズです。

相談所選びの比較には、第三者の情報も参考になります。
IBJ(結婚相談所ネットワークの例)ゼクシィ縁結び(婚活サービスの例)

源泉徴収票で「見られる項目」:年収はどこ?

「源泉徴収票を提出すると、どこまで見られるの?」という不安は自然です。 相談所が確認したいのは基本的に年収(収入の規模)で、細部まで根掘り葉掘りチェックするためではありません。 まずは、源泉徴収票の主要項目を押さえましょう。

源泉徴収票の“年収”にあたるのはどれ?

一般に、相談所のプロフィール年収は源泉徴収票の「支払金額」(給与・賞与などの合計)を根拠にします。 ただし、相談所によっては税引前後の扱い・端数処理・区分の丸め方が異なることがあります。

よくある誤解:手取り=年収ではない

「手取り(実際の振込額)」は、社会保険料や税金が引かれた後の金額です。 婚活プロフィールの年収は通常、税引前の収入規模(支払金額ベース)で表します。

相談所が確認しやすいポイント(チェック項目)

項目何が分かる?婚活での扱い
支払金額1年間に会社から支払われた給与・賞与の合計プロフィール年収の根拠になりやすい
給与所得控除後の金額給与所得控除を反映した「所得」の目安年収の裏付け確認に使われることも
所得控除の額の合計額社会保険料控除や扶養控除など基本は重視されにくい(個人情報要素が強い)
源泉徴収税額所得税の源泉徴収額通常は年収確認に不要
支払者(会社名)勤務先情報相談所の運用次第。提出時はマスキング相談も可

副業・転職・ボーナス変動がある場合に起きること

源泉徴収票は「前年(昨年)の実績」なので、今年の見込み年収とズレることが普通にあります。 とくに以下のケースでは、相談所から追加書類や補足説明を求められることがあります。

  • 転職で給与体系が変わった(年俸制・インセンティブ・賞与比率の変化など)
  • 副業収入が大きい(源泉徴収票に載らない所得がある)
  • 昨年の残業・臨時賞与が特殊(今年は下がる/上がる見込み)

実務的な対処
「源泉徴収票=昨年実績」「今年の見込み=直近給与明細や雇用契約書」など、書類の役割を分けて説明するとスムーズです。 相談所は“粗探し”ではなく“プロフィールの整合性”を見ています。

個人情報が不安…安全に提出するためのマスキング

源泉徴収票には会社名・住所・あなたの住所など、個人情報が含まれます。 結婚相談所の運用では、必要な箇所以外をマスキング(黒塗り)して提出できる場合が多いので、 事前に「どこを隠してOKか」を知っておきましょう。

基本方針:年収確認に不要な箇所は「隠してよい」ことが多い

相談所が確認したいのは「年収」なので、勤務先住所やあなたの住所、個人番号などは不要なことがほとんどです。 ただし、相談所によってマスキング可否が異なるため、提出前にルール確認は必須です。

マスキングの目安(一般的な例)

区分マスキング推奨(隠して相談しやすい)残すことが多い(年収確認に必要)
個人情報住所/生年月日/マイナンバー(記載がある場合)氏名(本人確認に必要な場合あり)
勤務先情報会社住所/担当部署名など会社名(必要かは相談所次第)
金額欄(基本マスキングしない)支払金額など年収根拠欄

スマホでの安全な提出Tips

  • 黒塗りは「画像編集」だけでなく、PDF編集で“塗りつぶし”すると復元されにくい
  • 提出は相談所指定のアップロードフォームがあるなら、メール添付より安全
  • 提出後、スマホの写真フォルダや送信済みメールに残る点にも注意

書類提出の不安が強い場合は、相談所の個人情報保護方針(プライバシーポリシー)を確認するのがおすすめです。
参考例:個人情報保護委員会(公式)

提出の流れ(タイミング・提出方法・相談所の管理体制)

源泉徴収票の提出は、多くの場合「入会手続き〜プロフィール作成」の流れで行われます。 ここでは一般的な流れを紹介します(実際の手順は各相談所の案内に従ってください)。

一般的な提出タイミング

  1. 無料相談・入会検討:必要書類の説明を受ける
  2. 入会手続き:本人確認・独身証明などとあわせて準備
  3. プロフィール作成:年収欄の根拠として提出(または提示)
  4. 活動開始:年収がプロフィールに反映される

提出方法は主に3つ

提出方法メリット注意点
店舗で原本提示(コピー提出)スタッフと確認しながら進められる来店が必要/コピー保管のルール確認
専用フォームにアップロードオンライン完結・管理が比較的安全マスキングルール/保存期間の確認
メール添付手軽誤送信や端末残存リスクがあるため避けたい

源泉徴収票がない・提出できない場合はどうする?

「まだ源泉徴収票を受け取っていない」「紛失した」「そもそも発行されない立場」 ――こうしたケースは珍しくありません。 結婚相談所でも、源泉徴収票が出せない=即NGというわけではなく、 代替書類や暫定対応が用意されていることがほとんどです。

ケース①:まだ源泉徴収票をもらっていない(年末調整前・入社直後)

入社したばかり、あるいは年末調整が終わっていない場合、 源泉徴収票が手元にないのは自然な状態です。 この場合、以下のような暫定書類で対応できることがあります。

  • 直近2〜3か月分の給与明細
  • 雇用契約書・労働条件通知書(年収・月給が分かるもの)
  • 前職の源泉徴収票(転職直後の場合)

ポイント
「現時点で確定した年収」ではなく、 合理的な年収見込みを説明できるかが重視されます。 カウンセラーに状況を正直に伝えれば、プロフィール表記を調整してくれるケースが多いです。

ケース②:源泉徴収票を紛失した

源泉徴収票をなくしてしまった場合でも、慌てる必要はありません。 多くの場合、勤務先に依頼すれば再発行が可能です。

対応方法内容注意点
会社に再発行を依頼人事・総務に連絡し、源泉徴収票の再発行を依頼数日〜1週間程度かかることが多い
代替書類で一時対応給与明細+年収見込み説明後日、正式な源泉徴収票提出を求められることも

源泉徴収票の再発行に関する一般情報は、税務の公式情報も参考になります。
国税庁|源泉徴収票に関する案内

ケース③:個人事業主・フリーランス・法人役員

個人事業主やフリーランス、法人役員の場合、 そもそも源泉徴収票が発行されないことが一般的です。 この場合、確定申告書(控え)が年収証明の中心になります。

  • 確定申告書 第一表(控え)
  • 所得金額が分かるページ(売上ではなく所得
  • 必要に応じて納税証明書

フリーランス婚活でよくある注意点

「売上=年収」と誤解されがちですが、 婚活では生活水準に直結する所得(利益)を見られることが多いです。 収入の安定性については、補足説明を用意しておくと安心です。

年収の書き方で損しないためのコツ(嘘に見えない表現)

源泉徴収票を提出しても、プロフィールの年収表記次第で 「盛っている」「実態が分かりにくい」と思われてしまうことがあります。 ここでは、信頼を落とさずに伝える年収の書き方を解説します。

基本:年収は「レンジ表記」が主流

多くの結婚相談所では、年収を「〇〇万円以上〜〇〇万円未満」 といったレンジ表記で掲載します。 これは、端数や年ごとのブレを吸収し、誤解を防ぐためです。

源泉徴収票の支払金額プロフィール表記例印象
518万円500万円以上〜600万円未満自然・誠実
599万円600万円以上〜やや盛っている印象
402万円400万円以上〜500万円未満標準的で安心

転職・年収変動がある場合の伝え方

転職や昇給で年収が変わった場合、 「昨年実績」と「今年見込み」をどう扱うかが重要です。

  • 基本は証明できる金額(昨年実績)をベースにする
  • PR文やカウンセラーコメントで「今年は〇〇万円見込み」と補足
  • 初期から大きく盛らない(後で訂正する方が印象が悪い)

実務的アドバイス
年収は「高く見せる」よりも、 交際後にズレが出ないことの方が圧倒的に重要です。 結婚を前提とした活動では、誠実さが結果的に有利に働きます。

源泉徴収票の内容は相手に公開される?

多くの人が不安に感じるのが 「源泉徴収票そのものを相手に見せるの?」という点です。 結論から言うと、原本や画像を相手に渡すケースはほぼありません

一般的な公開範囲

  • 相談所スタッフ:提出書類を確認
  • お相手:プロフィール上の年収レンジのみ閲覧

年収証明はあくまで「裏取り」の役割であり、 源泉徴収票の細かい内訳が相手に共有されることは通常ありません。

例外的なケース

双方合意のもとで、成婚間近に具体的な家計・資産状況を話す流れの中で 参考資料として共有するケースはありますが、 それでも相談所主導で勝手に開示されることはありません

結婚相談所ごとに違う?源泉徴収票チェックの厳しさ

「結婚相談所」と一口に言っても、源泉徴収票(年収証明)の扱いは 相談所のタイプによって差があります。 ここでは代表的な傾向を整理します。

相談所タイプ年収証明の厳しさ特徴
大手連盟系(IBJなど)やや厳格年収証明必須のケースが多く、プロフィール信頼性が高い
仲人型(個人・中小)相談次第事情を汲んで代替書類で柔軟対応してくれることも
データマッチング型比較的ゆるめ年収証明が任意、または簡易確認のみのケースあり
オンライン完結型中程度アップロード必須だが、マスキング可のことが多い

重要
「厳しい=悪い」ではありません。 年収条件を重視する人が多い層では、 証明が厳格な相談所の方がミスマッチが少ないというメリットもあります。

源泉徴収票を提出するメリット・デメリット

源泉徴収票の提出には、不安だけでなく実利的なメリットもあります。 ここで一度、冷静に整理しておきましょう。

メリット

  • プロフィールの信頼性が上がる
  • 年収条件を重視する相手からの申込みが増えやすい
  • 後から年収トラブルが起きにくい
  • 相談所側のサポート精度が上がる

デメリット

  • 個人情報を提出する心理的ハードルがある
  • 年収が低めだと活動前から不安を感じやすい
  • 転職直後など、説明が必要なケースがある

実際のところ、どちらが大きい?

多くの成婚事例を見ると、 短期的な不安 < 長期的な信頼になりやすいのが現実です。 特に30代以降の婚活では、誠実さが評価されやすい傾向があります。

源泉徴収票が不安な人向け|結婚相談所の選び方

「提出はできるけど不安」「年収に自信がない」 そんな人ほど、相談所選びが重要です。

① 無料相談で「年収証明の扱い」を必ず確認

  • 源泉徴収票は必須?任意?
  • マスキングはどこまでOK?
  • 代替書類は何が使える?

② 年収以外の軸(価値観・人柄)を重視してくれるか

年収だけでなく、 仕事観・生活観・結婚後のビジョンまで丁寧に見てくれる相談所は、 年収コンプレックスがあっても活動しやすい傾向があります。

③ カウンセラーが「説明役」になってくれるか

転職・自営業・収入変動がある場合、 カウンセラーがプロフィール文で自然に補足説明してくれるかは重要です。 書類だけで判断されない環境を選びましょう。

相談所比較には、公式情報+第三者メディアの両方を見るのがおすすめです。
IBJ公式サイト / ゼクシィ縁結び

よくある質問(FAQ)

Q. 源泉徴収票の提出は男性だけ必要ですか?

相談所によります。 男性のみ必須としている相談所もあれば、 男女ともに任意・必須としているところもあります。

Q. 年収が低いと不利になりますか?

一概に不利とは言えません。 年収条件を重視しない相手も多く、 年収と生活イメージが一致しているかの方が重要視されます。

Q. 源泉徴収票を出さずに活動できますか?

可能な相談所もありますが、 年収欄が「未証明」扱いになり、 申込み数が減るケースはあります。

Q. 相手に「本当の年収」を聞かれたら?

プロフィールの範囲で正直に伝え、 必要に応じて生活設計の話をすると好印象です。 曖昧にごまかすのは避けましょう。

まとめ|源泉徴収票は「足切り」ではなく「信頼づくり」

結婚相談所における源泉徴収票は、 あなたを評価するための「試験」ではありません。 お互いが安心して結婚を考えるための材料です。

  • 源泉徴収票は年収証明として最も一般的
  • 提出できない場合も代替手段は多い
  • 相手に原本が見られることはほぼない
  • 誠実な説明が、最終的な成婚につながる

不安があるなら、まずは無料相談で確認しましょう。 相談所選び次第で、婚活の進みやすさは大きく変わります。